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NIS Stories

インターナショナルスクールから拓ける進路・・・どうして国際教育が進路選択の幅を広げるのか

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グローバル・シチズンシップ、そして世界における自分の価値を見出すこと、これらが国際教育の基本的な概念です。そして国際教育は、ワクワクするような可能性に満ちた広い世界に目を向け、自分の進むべき道を切り拓く力を育みます。

ではNISの生徒たちはどうやってそれぞれの道を選び、進んでいくのでしょうか。国際教育に不可欠なグローバルな視点とは、そして名古屋国際学園の卒業生たちが、学んだことをどう活かして進路を切り拓いたかをご紹介しましょう。

優れたインターナショナルスクールの特徴とは?NISが国際教育を受けるのに最適な学校である理由は?こちら からご覧ください。

グローバルな視点を育む 

 

国際教育を通し、生徒には世界的な観点でものごとを捉える姿勢が培われます。こうした視点はカリキュラムに組み込まれているのはもちろんですが、生徒たちはさまざまな国や文化の人々と触れ合いながら自然に身につけていきます。

インターナショナルスクールには、主要教科だけでなく、美術や演劇、体育、課外活動など、学校生活のあらゆる場面において、個々の生徒の個性や才能をありのまま尊重する、柔軟で創造的な環境があります。

ありのままに自分を表現できる心地よい環境で学び育まれた生徒たちは、将来の進路を考える時も、広い世界に目を向け夢を大きく持つよう背中を押されます。ある者は国内に留まることを選び、またある者は国外に新たな冒険の地を求めます。

彼らは皆、自分の決断に自信を持って旅立っていきます。何故なら、常に向上心を持ち生涯を通じて学び続けることの意義も、広く柔軟な視点でものごとを捉えることの大切さも、どこで何をしようとも、そのコミュニティの一員として関係を築き、貢献する力、これらが全て、学校生活を通して備わっているからです。

 

活躍の舞台は世界 

 

NISには、生徒の自主性や学習意欲を引き出す最先端の学習設備が整っています。教室、そしてデザインラボ、理科室、音楽室、美術室、トレーニングルームなど、学びを最大限に高めるべく設計された学習環境で、生徒はそれぞれの個性や才能を活かし、夢や目標の実現を目指します。柔軟かつ独創的な思考を身につけた彼らは、豊かな想像力と決断力を駆使し、新たな冒険と活躍の場を探し求めます。

世界中の多くのインターナショナルスクールと同様に、NISはその難易度の高さで世界的に高い評価を受けているIBプログラムを学習の基盤としています。国際バカロレアのディプロマプログラム(IBDP)について更に詳しくはこちらをご覧ください。

 

卒業生の進路 

 

NISの卒業生がどのように将来のビジョンを描き、目標を定め、進路を選択したのか、いくつかご紹介しましょう。

 

2012年卒業生 ジェンス 


キンダーガーテンから卒業までNISに在籍したジェンスは、映画業界への道を選びました。

NISを卒業後ニューヨーク大学に進学し、現在もニューヨークに住んでいるジェンス。教員、クラスメイトや先輩、スポーツのコーチなどたくさんの人々の応援と支えのおかげで、柔軟で広い心と強い精神力を身につけた彼は、映像作家、ビデオプロデューサーとしてのキャリアを積んでいます。

社会人としてのプロ意識や、困難に立ち向かう忍耐力は、IBプログラムのおかげで培われたと語るジェンスは、今後もまわりの人々から学び、支え合いながら社会人として成長し、ますますキャリアアップしていくことでしょう。

世界中への大学進学の道を開く国際教育。日本の学校から、またはインターナショナルスクールから、大学進学にあたってどのような違いがあるのかを比べてみました。

 

2018年卒業生 シズコ 


自分が本当に学びたいことを学ぶためには、はるか遠くに旅立たなければいけないのかというと、実はそうでもありません。その良い例がシズコです。彼女が進学先として選んだ愛知医科大学は、NISから車でたった20分です。

医学部でこれまで学んだ中で最も印象的だったのは産科学の単元だというシズコ。人体の構造や機能の形成にとても興味をひかれたといいます。学業の合間にはアルバイトも経験し、自由と自立心を感じているそうです。

インターナショナルスクールとは異なる指導方法の日本の大学で、授業や課題をこなしてこられたのも、常に学び続けることに前向きで積極的な彼女だからです。それでも、美術、音楽、スポーツを思いっきり味わい、楽しむことを教えてくれた、誰もを受け入れてくれるこじんまりとしたNISコミュニティを懐かしく思うこともあります。

NISの卒業生についてもっと知りたい方はこちら。

 

2021年卒業生 ワカナ 

NISでは、クラスが少人数で、学校コミュニティが緊密であり、様々な活動に参加できたことが良かったと振り返るワカナは、オランダ、ハーグにあるライデン大学に通っています。

平和と司法の街、ハーグ。国際関係学を学びたかったワカナにとってこれ以上の場所はありません。多様で奥深いヨーロッパの文化の中で、新たな観点から様々な文化、言語、政治を学んでいます。

これまでとは全く異なる新たな環境で大学生活を送ることで、ますます柔軟で広い視点を持ち続けることの大切さを実感したという彼女は、学業に打ち込み、友人との時間も大切に、忙しい日々を送っています。

彼女の心の支えとなっているのは、家族への感謝の思い、母国語、そして母親の手料理のような家族の思い出。初めてオランダの大学の広い広い講堂の扉を開けた瞬間、思い描い他ままの大学生活の始まりに心に刻んだのは、夢を追うこと、諦めないことの大切さでした。