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Why this mother views NIS as a gift from parents to children

作成者: NIS Admissions & Development Office|Jan 3, 2023 9:49:00 PM

インターナショナルスクールに通うことは、全く別の世界に足を踏み入れること、とも言えるかもしれません。日本の学校とは一味違う課外活動、大変だけれど深くて興味をそそる授業、世界各国の友人との幅広い交友関係・・・お子さまにとってまさに今、わくわくする冒険の旅が始まろうとしています。

 

そして意外にもその時見落とされがちなのが、これはお子さまだけでなく、保護者にとっても新しい世界の始まりだということです。それが、名古屋国際学園(NIS) のコミュニティの仲間入りをするということなのです。

なぜ?どうやって?・・・それは保護者同士の繋がりにほかなりません。名古屋国際学園のペアレント・パートナー・プログラムには、Outreach、 Transisions、そして PTAの3つの保護者ボランティアグルームから成っています。その中で、学校を探し、検討中の保護者に寄り添い、サポートするのがTransitionsチームです。Transitionsチームは、多彩な経験やキャリア、背景を持つ保護者ボランティアの集まりで、入学前の保護者をサポートする役割を担います。そのひとつが、新しい保護者の「バディー」となり、アドバイスやサポートを提供することです。

しかし、保護者同士の繋がりが重要であること、またそれがNISを進学先として選ぶ上でどう役だったのかなどを語るよりもむしろ、ここではあるペアレント・パートナーのお声をご紹介しましょう。2014年に2人のお子さんがNISに入学し、うち1人は最近卒業された、カオルさんです。

 

NISを選んだ理由

 

米国の州立大学にて教育学の博士号を取得したカオルさんですから、ご自身のお子さんの養育についてはこだわりがありました。

「子どもには常にできる限り最高の教育を与えたいと思っています。自分の経歴もそうですしもちろん関心がありますから」カオルさんは語ります。「自分が育った時や、当時のやり方と同じである必要はないと感じていましたから、常にもっと良い教育はないかとアンテナは張っていました。」

カオルさん夫妻がお互いの両親の近くで暮らすため、2013年に帰国した時、長男は日本の公立学校に編入しました。

「暗記中心の授業が好きではなくて、日本の学校はあまり楽しくなかったみたいです。」

カオルさんは、近隣で評判の「名門インターナショナルスクール」のNISのこと、そしてその独特の教育方針についても知ってはいました。

暗記力を測るのではなく、もっと探求を中心とした教育プログラム、子どもたちにはそんなスタイルの教育を受けさせることを望んでいたカオルさんは、NISのカリキュラムの本質がそこであることも分かっていました。

「NISの生徒は、答えだけでなく、その問いについても考えるよう教えられていました。そんなところが、私たちにも子どもたちにもぴったりだと思ったのです。」

 

オープンなキャンパス

 

保護者が大切なコミュニティの一部であることを実感してもらえるよう、そして子どもたちがどのように学んでいるかを実際に見てもらえるよう、NISにはオープンキャンパス・ポリシーがあり、受付でチェックイン手続きをすれば保護者はいつでもキャンパスに入ることが出来ます。

NISのどんなところがいいと思うかを尋ねたとき、カオルさんが真っ先にあげたのはこの点に関わるエピソードでした。

ある日、チェックインしてキャンパスをぶらぶらと歩いていたときのことです。当時2年生の娘の教室の前を通ったので、中を覗いてみました。

「すると娘はちょうど、窓の向こう側にいて。床に寝転がって本を読んでいました。まあ子どもには当たり前の光景ですけど。でも彼女が頭を枕に乗せて寝転がっている姿が、あまりにもリラックスして楽しそうで、とても感心して嬉しかったんです。」

そして教室を見渡すと、他の生徒たちも皆同様に、リラックスして読書に興じているのが目に入りました。

「皆、落ち着いて、リラックスして、ときどき静かにおしゃべりしながら本を読んでいました。思わず自分も子ども時代に帰りたくなりました。」と、カオルさん。さらに、こうした学びのスタイルは子どもの成長を促すうえでも有効であることにも言及しました。

 

子どもへの贈りもの

 

生徒を成功に導くことができる学校とは、知識を更に深めること、省察的に物事を捉え考えること、学んだことを分析し、振り返り、いかにして身の回りの世界に貢献できるかを自らの視点で考えること、こういったスキルを培うことのできる学校です。

NISとはどんな学校なのか、これだけは知っておいて欲しいことは何かと尋ねると、カオルさんはこう言いました。「NISの教育は、親から子どもへの贈りものです。 たった3年でも、5年でも、通った期間に関係なく、子どもの脳内や心に隠された宝石のような。親からの贈りものです。」

 

同じ志を持つ親として

 

カオルさんのように、他の保護者と繋がりを持つことを楽しみに、また、NISへの進学を検討中の保護者と繋がり、サポートしたい、そんな熱心な保護者の集まりがTransitionsチームです。

Transitions Buddies(パートナー)システムとは、入学を検討中のご家族のご要望に応じて、母国語、子どもの年齢、背景などが似通ったご家族をご紹介するシステムです。

目指すのは、お子さまのためにベストな決断をしていただくこと、そして入学された際のスムーズな移行のお手伝いをすることです。