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目に見えない真実を暴く!- 5年生の探求の単元より

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空のペットボトルには本当に何も入っていないの? コップにいっぱいの水がどうして溢れないの? 分子や原子って何のこと?

5年生が、PYPプログラムの探求の単元「世界の仕組み」で物質について探求しました。まず最初に、固体、液体、気体の性質を調べるところから始まり、分子や原子について話し合い、知識を深めました。

固体、液体、気体は物質の状態が変化した形であり、いつでも目に見えるわけではありません。このことを生徒たちは、ある実験を通し身をもって思い知りました。玉ねぎです。何故玉ねぎを刻むと涙が出るのでしょう? それは、玉ねぎに含まれる目の粘膜を刺激する成分に神経が反応し、目を守るために涙を流すのです。でも、この目を刺激する厄介な成分は目には見えませんよね?

じゃあ、空のペットボトルはどうでしょう? 何も入っていないように見えるけれど、本当に空でしょうか? 空のペットボトルの口に風船を着けて、ペットボトルを押したときにもしその風船が膨らんだら、ペットボトルは空ではなく、何かが入っているということにはならないでしょうか?

これらをはじめとする様々な実験を通し生徒たちは、私たちの身の回りは細かな粒子に溢れていて、たとえ目に見えない粒子でも私たちやこの世界に様々な影響を及ぼしていることを学びました。

実験の様子はこちらのビデオでご覧いただけます。実験前に仮説を立てる、実験結果をきちんと記録するなど、実験を行う上での正しいプロセスも学習しながら、各自で実験に取り組み、物質の性質についての探求を深めていきました。机上の理論に留まらない、活きた知識として、生徒たちの興味や理解も更に深まったことでしょう。

 

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