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NIS Stories

選択肢が広がる未来へ:NISが支える進路の多様性

Updated: December 4, 2025

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お子様が生まれたその日から、もしくはその前から、ご家庭ではきっと「この子の未来」について思いを巡らせていらっしゃることと思います。「これからの時代を生きる子どもには、どのような教育が必要なのだろう?」「将来の夢に向かって羽ばたけるように、今のうちに何をしてあげられるだろう?」こうした思いは、多くの保護者が抱える共通の願いでもあります。

NISは、そのような保護者の気持ちに深く寄り添っています。なぜなら、まさにその問いこそが私たちの教育の中心にあるものだからです。 毎年、NISの卒業生たちが進学先のオファーを受け取り、新しい人生のステージに踏み出す姿を見るたびに、私たちはその成果だけでなく、好奇心と自信、思いやり、そしてNISで培った確かな学びの土台が導いた“ここまでの歩み”をともに喜び合っています。

NIS卒業生が進む道

この5年間で、NISの卒業生たちは世界中の大学から合格をいただいています。アメリカ、イギリス、カナダ、ヨーロッパの有名大学はもちろん、日本国内の大学へ進学する生徒も増えてきました。進学先の広がりは、NISの生徒が持つ学力だけでなく、それぞれの興味や情熱、価値観の多様性を表すものでもあります。

海外での挑戦に魅力を感じる生徒もいれば、日本に残って学びたいと考える生徒もいます。特に近年、日本の大学では英語で学位を取得できるプログラムが増えており、日本の大学を選ぶ生徒にとっての選択肢はますます広がっています。

家族の状況や費用面、大学の得意分野など、進路選択には生徒一人ひとり異なる背景がありますが、どのような道を選んでも、NISの卒業生は「自ら選んだ環境で力を発揮できる」準備が十分にできています。

NIS卒業生の大学合格実績

2025年卒業生を例に見る、NISの強み

大学合格実績

NISが大切にしていること

進学先に関わらず、NISの卒業生には共通した強みがあります。それは “世界を生き抜く力” をしっかり身につけていることです。その力は、ただ学力が高いというだけではなく、 知識を活用し、客観的に分析し、論理的に判断できる力(情報を客観的に分析し、論理的な判断を行う能力) を育てる学びから生まれます。

NISでは、国際バカロレア(IB)の教育フレームワークを通して、生徒たちは複雑なテーマを分析し、本質的な問いを立て、学んだことを現実社会の文脈で活用する力を育んでいます。また、サービスラーニングや協働的な学びを通じて、他者への思いやりや自己理解、そしてグローバルな視野を身につけていきます。世界中から集まった仲間とともに学ぶことで、異なる視点を共有し合い、今日の大学や社会が最も重視する「異文化理解力」を自然と深めていきます。

NISでは、高校最後の2年間、2つのアカデミックな進路から自分に合った道を選ぶことができます。それが「IBディプロマ(IBDP)」と「NISハイスクール・ディプロマ」です。どちらの進路も、創造・活動・奉仕を大切にしたCASプログラムに取り組み、深い学びと振り返りを通して成長していく点は同じです。IBDPの生徒は外部試験に挑みますが、ハイスクール・ディプロマの生徒も、同じように高い学問的チャレンジを経験します。この「2つの選択肢」は、すべての生徒が自分に合った学び方で力を発揮できるように考えられています。どちらの道を選んでも、NISの教育が大切にしている“高い学びの質”は変わりません。そして卒業する頃には、どの生徒も選んだ道に関係なく、新しい世界に飛び込む自信と好奇心、そして困難に立ち向かう強さを身につけています。

これは、NISが「世界とつながる機会を生徒に提供する学校」であると同時に、「一人ひとりの夢や目標を大切にする学校」であることを示しています。

 

日本の大学進学を考えているご家庭へ

NISから日本の大学への進学も可能ですが、英語で取得できる学位プログラムは必ずしもすべての大学で提供されているわけではありません。NISの教育は英語で行われているため、多くの日本語大学が求める「日本語で受ける全国大学入試(入学試験)」の受験資格がない場合があります。そのため、すべての日本の大学に自動的に進学できるわけではありません。

しかし、近年、日本の大学のあり方は大きく変わりつつあります。英語で学位が取得できるプログラムは年々増え、海外留学生だけでなく、日本の学生が“世界で通用する学び”を英語で受けられるように拡大しています。2025年11月3日のJapan Timesの記事でも紹介されましたが、日本全体として「高等教育の国際化」が進んでいる流れがあります。

NISにとって、そして保護者の皆さまにとって、これは非常に嬉しい変化です。日本から離れずに進学できる安心感、学費や生活費の軽減、日本の名門大学で世界レベルの教育を受けられるチャンス、 こうした新しい選択肢が広がっています。

一方で、もしお子さまが“従来型の日本語大学入試(一般入試)”を目指したい場合は、早い段階でご家庭の方針や目標について、入試・進路担当チームとご相談いただくことをお勧めします。 お子さまにとって最も良い未来を一緒に考え、NISでの学びと卒業後の選択肢がしっかりつながるようサポートいたします。

 

未来への扉を開く教育

NISは、日本の私立学校でわずか20校しかない WASC・CIS・ACSI の国際認定校 のひとつであり、文部科学省(MEXT)からも認定を受けています。すべての卒業生は、アメリカの高校卒業資格と同等の「高卒資格」を取得し、多くの生徒はさらに世界中の大学が評価するIBディプロマにも挑戦します。

私たちの願いは、お子さま一人ひとりの可能性を伸ばし、未来へ羽ばたく準備を整えることです。日本でも海外でも、その子らしい場所で輝けるように。まずは、学校見学にお越しいただき、NISでの学びがどのように未来へつながるのかをイメージしてみてください。ご相談や学校見学はいつでも歓迎しています。お子さまの可能性を伸ばす最初の一歩を、NISから。 皆さまとお会いできることを楽しみにしております。