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例えばあなたが情熱を傾けていることがあって、もしまる2日間をそのプロジェクトに費やすことができるとしたら、何をしますか?・・・これが、MYPプロジェクト・ディで6年生から9年生の生徒に与えられた課題で、NISは2日間思い思いのプロジェクトに取り組む生徒たちの熱気に包まれることとなりました。
2年目を迎えるNISのMYPプロジェクト・ディですが、今回からは国連の17の持続可能な開発目標(SDGs)に関するプロジェクトに取り組むこととなりました。SDGsの中から興味のあること、追求したいテーマを選び、チームを組んでプロジェクトに取り組みます。数週間にわたり、ホームルームの時間を利用し、IB中等教育プログラム(MYP)のATLスキル(Approach to Leaning/学習のアプローチ・・・MYPの主要構成要素)とNISの基本理念でありモットーでもある3つの「I」を関連付け、それぞれのチームで準備を進めてきました。
つまり、
を考慮しつつ、プロジェクトに取りかかりました。
SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」からペットボトルを集めてイルカを作り、プラスチックが私たちの生活に及ぼす影響を訴えたグループ、SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」を掲げ、水を浄化するロボットを作ったグループ、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」を追求するため校内の食品ロスを調査したグループ、SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」もたらすため何ができるかを考え、癌の研究に寄付するための募金活動を立ち上げたグループなど・・・これらは数あるプロジェクトのほんの一例です。「小さな行動から大きな変化をもたらす」精神で、生徒たちは自分たちに何かできるか、どうしたら変化をもたらすことができるかを真剣に考え、取り組みました。
折しもグラスゴーでCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が開催中の2日間、生徒たちは各自思い思いのプロジェクトにじっくり取り組み、非常に充実した時間を過ごすことになったのでした。